ジュネーブ 運転免許の取得

この記事ではスイスの運転免許証の取得方法をご説明いたします。皆様のお役にたてば幸いです。

さて、スイス入国後12ヵ月間は日本の運転免許証で問題なく運転が認められています。短期の滞在であれば、スイスの運転免許をわざわざ取得せずとも良いと思います。それ以上滞在する方は、スイスの運転免許証を取得してしまいましょう。法律が変わらなければ、ですが、スイス免許証は一回発行すればエターナルに有効です。そして、ロシア人などは、運転実技テストが必須なところ、日本人はただ申請するだけです。超気楽!

スイス運転免許取得の流れ

  • 領事館(大使館)で日本の運転免許証の翻訳版を入手する
  • メガネ屋で視力検査をする
  • 自動車管理局(Service Cantonal des Véhicules)での書類提出
    • 免許用写真が必要(現地の撮影機で当日対応可)

と大きく分けて3つのステップをこなせば取得完了!

以下でそれぞれ詳細をご説明いたします。

領事館(大使館)で免許翻訳

ジュネーブ領事館(正式には在ジュネーブ領事事務所)に行って、日本の運転免許証の翻訳版を申請しましょう。持ち物は日本の運転免許証とパスポートです。申請後、5営業日で受け取り可能になります。翻訳版はA4の紙1枚、費用は19CHFです。

領事館への行き方は こちらの記事 を参照ください。

メガネ屋で視力検査

メガネ屋なら大抵どこでも大丈夫です。検査技師がいなくて、また今度来てね、と言われるケースもあるらしいですが、私は平日にぷらっと行って15分程度で完了しました。費用は50~60CHFくらい。外国免許の翻訳を使用して、スイス免許証を作成したいと伝えれば検査をしてくれます。検査結果を記入してくれる紙=自動車管理局で提出する申請書です。申請書に書く署名はそのままスイス免許証の表にプリントされますので、はみ出さないように書きましょう!

書式はこんな感じです。グレーになってる所がメガネ屋の担当エリアです。

自動車管理局

書類を持って、自動車管理局へ向かいましょう。

場所は下記の通りです。

持ち物は

  • 日本の運転免許証の翻訳版
  • 視力検査結果記入済の申請書
  • 滞在許可証
  • パスポート(念のため)
  • デビットカード&現金(※2021年10月時点では、クレジットカード不可)

自動車管理局の中に、申請書用の顔写真撮影機があるので、サクッと撮影しましょう。カードでも払えるはずなのですが、私の時はエラーが出て結局現金を使用しました。念のため持って行くといいかも知れません。

申請書式で分からないことがあれば、エントランスにいる優しいおじさんが教えてくれます。

さてこれで全部揃いましたね。申請窓口に並んで、サクッと終わらせましょう。免許証申請は、エントランスから一番近い窓口です。そうそう、当然申請費用は掛かりますので、デビットカードか現金を持っていきましょう。ひと昔前は現金のみの受付だったらしいですが、今ではデビットカード推奨です。車種によりますが、150~200CHFが請求されます。

申請して5~10分程度で、プラスチックカードが発行され、手続き完了です。混んでない日であれば、本当にあっという間に終わる手続きですね。お疲れ様でした。

ご参考までにナンバープレートの取得方法(自動車の取得後手続き)を こちらの記事 で紹介しております。あわせてどうぞ!