自動車を購入し、生活に慣れてきたら少し遠出したくなりますよね。私もスイス・ジュネーブでの暮らしが落ち着き、フランスの高速道路に乗って、リヨン、パリなどに出かける機会が増えました。初めてフランスの高速道路に乗るときは緊張したのを覚えています。今回はフランスでの高速道路の乗り方を写真付きで説明し、皆様のお役に立てればと思います。
フランスの高速道路
日本と同様のシステムで、サービスエリアも充実、都心エリア以外はほとんど渋滞もなくストレスフリーです。区間によって制限速度は異なりますが、だいたい130㎞/hだと思います。システムとしては下記2つ
- 入口で通行券を受け取り、走行距離(降りる料金所)によって料金が決まる方法
- 距離ではなく区間で一律の通行料金が課される方法
フランスの一般道と高速道路の見分け方
一般道は緑地に白抜き文字、高速道路は青地に白抜き文字です。日本やスイスとは逆で、ちょっと混乱します。
料金所
料金所では支払い方法として、ETC・クレジットカード・現金が選択可能です。日本と同様、料金所のゲートによって、ETC専用などが存在します。
上記画像の中央にある緑矢印がクレジットカードと現金両方使用可能なゲートです。
- ETC専用:tと速度制限が表示されているゲート(下の画像、右端)
- クレジットカード&現金両方可:緑矢印が表示されているゲート(下の画像、中央)
- クレジットカード:カードっぽいものが表示されているゲート(下画像、左端)
- 現金:だいたいユーロ€マークとコインのようなものが表示されているゲート(画像なし)
万が一クレジットカードが使用できなかった時を考えて、緑矢印に並ぶのをおすすめします。基本的にはスイスのクレジットカード(UBSのVISAなど)は利用可能ですが、まれにエラーとなることがあるようです。複数回エラーが出て、運悪く精算機にチケットを飲み込まれてしまうと、罰金を科せられることがあります。そんなご無体な!と思いますが、飲まれた奴が悪いというフランス流のやり方です。
精算機
入口ではボタンは1つで、押下してチケットを発券するだけです。
発券ボタンの上に、Assistansというボタンがあり、故障の際は押してオペレータと会話します。私は間違って押してしまい、ペレーターと通話が始まり、ごめん間違えたと謝ったらめちゃくちゃ笑われました…。
出口では①チケットを入れ、②支払いをし、③必要であれば領収書発行ボタンを押下、します。下の写真のように、番号が振ってあるので分かりやすくていいですね。
以上、写真からイメージできたでしょうか?皆様の自動車ライフが少しでも円滑になれば幸いです。くれぐれも事故に気を付けてご安全に。