自動車を購入し、生活に慣れてきたら少し遠出したくなりますよね。今回はスイスの高速道路の乗り方をご紹介いたします。情報が皆様のお役に立てば幸いです。
スイスの高速道路
スイスの高速道路は、Motoway（モーターウェイ）と呼ばれており、年間パスVignette（ヴィニエッテ）を購入すれば有効期限内で乗り放題という方式です。料金所はどこにも設置されておらず、高速道路への乗り降りは大変スムースです。
高速道路と一般道の見分け方
道を表す道路標識の色が違います。スイス国内の場合、高速道路が緑地に白抜き文字で、一般道が青地に白抜き文字。日本と同じなので、感覚的にも分かりやすくて助かりますね。（※ただし、国境を越えてお隣フランスに行った瞬間、逆になります。）
Vignette（ヴィニエッテ） 支払い
前述の通り、スイスの高速道路には料金所がありません。基本的には自動車購入時に高速道路シールを購入し、それをフロントガラスに張り付けます。シールは1月から12月の1年間有効です。毎年12月にこのシールを購入するのが定番です。購入場所はガソリンスタンドが多いでしょうか。ガソリンを入れるついでに購入します。
おすすめ購入場所：ガソリンスタンド
金額：40CHF
外観：見た目とサイズ感は下の写真からイメージください。
購入しフロントガラスに貼れば、あとは有効期限内で乗り放題です。快適な自動車ライフを楽しみましょう。
罰則
Vignette無しで高速道路に乗った場合、罰金は200CHFです。リスクを冒すくらいなら、素直に Vignette を購入した方がいいですね。
気を付けて欲しいポイント
- 貼り付けは正しい場所に
- 購入時同封の説明書に沿って、フロントガラスの内側に貼り付ける。
- テープなどを使用して貼り付けを強化などすると無効（複数の自動車での貼り換え使用を疑われてしまう）。
- 有効期限：最長14ヵ月使用可能
- 12月1日～翌々年1月31日
- 返却は不可：有効期限が残っていてもVignette返却・払い戻しはなし
- 旅行者の場合、スイス国内のレンタカーには基本貼られている。フランスでレンタカーを借り、スイスに入国する、といったケースでは購入が必要になり、払い戻しはなしです。
- 原則交換不可
- 不適切な取扱いにより、破損・紛失をしても払い戻しなし、交換不可です。
- 購入時点でのミスプリント、フロントガラスの交換修理などのときは、再発行が可能です。